タクマウ中学校 運動会

3月10日 タクマウ中学校の運動会が無事開催。

クオリティはやはり低く、日本での運動会にはかなり劣る点が多かったけれど

生徒会のメンバーが凄く協力してくれて参加してる子どもたちが楽しんでくれたから大目に見て無事成功ということにしとこうかな！笑

この笑顔、、、たまらない！！！！！！

当日は午前中に準備と簡単なリハーサルを行い午後、待ちに待った運動会開催。

※日本と違い午前か午後のどちらかに運動会実施するのがカンボジアスタイル

※日本のように保護者が応援なんてこともなく凄くコンパクトで小さな身内だけの運動会

リハーサルは１つ１つ細かいことに注意や支持を出さないと誰も動かず先が思いやられていたけど、いざ本番になると生徒会の子たちが凄くきびきびと動いていて”先生は見てて！”って言ってくれるほどでした。これぞ私が思い描いていた生徒主体の運動会。

(最後の方は崩れてたけど)応援席でちゃんと応援してるし、

何度も練習したラジオ体操も子どもたちだけでできてた！！

練習では悪知恵を働かしてズルばっかりしていた競技も本番はちゃんとルールを守って楽しむ子ども達。

↑1番目に走る人は箱を1個、2番目に走る人は箱を2個、どんどん増えて最後はすごく沢山の箱を積み上げて片手で運ぶリレー競技

↑2人1組でボールを運ぶ競技

↑日本でもお馴染みの竹を使った団体競技、台風の目

笑いやドラマが沢山の1日。

今後のためにも課題点として残念だったことは

・体育教員が運動会に来ない

（午前のリハには来てたのになぜか午後は現れず）

・最後の順位発表、１位→２位→3位の順で発表したため盛り上がりにかけてしまった

（順位発表が運動会の醍醐味なのに！！！）

・終わった後のゴミ拾いや道具の片づけを自主的に手伝ってくれる人が２～３人しかいなかった

・閉会式の最初に教員が景品を渡したため、混乱（タイムセールで割引商品を取り合う主婦たち状態）になり最後がきちんと締まらなかった

とこんな感じで課題はたくさん。

でも終わった後にみんなが楽しかった～って言ってくれたり、先生に感謝しているってメールが届いたりして、少しでも彼らの記憶に残る１日になったのなら運動会をやってよかったって思える。

それに生徒の1人がフェイスブックに

”大切なのは負けではない”って言葉を載せていて、

言葉にしなくてもちゃんと伝えたかったことが子どもたちに伝わってるんだなって知れて凄く嬉しかった。

今週の授業で子どもたちと簡単な運動会フィードバックを行ったら活動はとりあえずひと段落！今後は違う学校を巡回して音楽指導（主にピアニカ）を行う予定です。

最後は教室で会議する生徒会メンバー！

(このメンバーが本当に本当によく頑張ってくれた♩)